ICPC2018国内予選参加記

一昨年去年と予選落ちしております。はい、albicillaです。 チーム名CatKOder*1で参加しました。


B4 の@kaitei_shogi(以下tokumini) とB3@Cmer_pro(以下C_mer)とおなじくB3の @AlbicillaT(僕) です。

前置き

 今年は慶應大学がホストということで多くの先生方に協力していただき日吉のそこそこ広い部屋を借りて練習会を毎週行うことができました。*2
練習会はvjudgeという仮想コンテストを開けるサービスを用いておこないました。練習会には今回がプロコンに出ること自体が初めてな方もたくさんいたのですが、毎回参加するうちにメキメキと成長している様子だったので各位のポテンシャルの高さを感じました。実際、練習会でCatKOderが1位だったことってなかったと思います。また、模擬予選でも大学の後輩のチーム等に敗れています。
 ICPC国内予選は実質学内予選です。つまり同じ大学の自分たちより強いチームの存在は脅威です。練習会をやっている中で5チームくらいは4完できる実力があると感じていたので当日も自信はありませんでした。ただ、絶対負けたくないという気持ち*3でいました。

 当日は図書室でチーター本を借りて来てお守りにしました。その後は授業中であるはずなのに閑散とした会場の教室にいき座席を確保、プリンターの確認をしていました。 本番の体制はA、Bを僕とC_merがといてその間にC、Dの問題をtokuminiさんに考察を進めてもらい、あとは高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変な対応をするようにしました。

本番 コーディングフェーズ

 問題文を印刷してtokuminiさんにプリンタに行ってもらい、ウィンドウの左側でプロジェクトを作ってる間にC_merにA問題文を読んで説明してもらう。 C_merのおかげで問題をほとんど読まずにAC(6:37)
 B問題に取りかかるといかにもめんどくさそうなので紙でサンプルを実行したりしながら実装を進める。予定ではA、B問題にかける時間は30分としていたので30分経ってもサンプルがあわず焦る。
ペチャクチャ実況しながら実装していたのでtokuminiさんがちょうど実装のキリの良いところでCを解きたいとのことで交代(30:00?)。はい、といって手渡されたPCをみるとCがACしてあり流石tokuminiさんだと感じる。(42:56)
 紙でつめてあったのでそれをそのまま実装してサンプルがあう。そのまま提出して1WA。こればヤバイぞという気分になり今年もダメかと思い始めたがいつもダメだったしまぁいいかと開き直ってコードを睨むとどうやら配列サイズがダメなことに気がつき、前回提出のdiffをとって違うことを確認して提出AC(1:22:19)。さて、Dだとなった時にstandingsをみるとBで詰まってるチームが一定数あったので一安心。
 tokuminiさんがDをとくことになり残りの問題に目を通すことにGが+か*しかないのでにぶたんでいけそうと思いつつもstandingsを見るにDを優先しようということになる。残り時間が30分になったところで全員がDを考える体制に移行する。僕はぶっちゃけよくわかってなかったので適当なアドバイスに見せかけたちょっかいをだしてました。残り10分になってこれ以上は無理だなと思ったのでとりあえずメモ化なしで動かせば答えが合うらしいのでinputを与えてみると意外にも1分くらいで実行が終わる。出してみたらAC(2:51:10)。Gを解こうと思ったが時間的に無理だろうということで順位表をみると学内1位だったので安心。3時間はあっという間でした。

本番 そのあと

いつの間にか部屋に慶應の先生方(理工学部長含む)やカメラマンの方がいてびっくり。先生方がスピーチをしてこれからも頑張りましょうということに。コーチの先生からCatKOderは通過すると伝えられて思わずツイート


めっっちゃうれしかった。

打ち上げ

今年はホスト校の影響もあってか懇親会が開かれました。(来年からは君たちでやってね^^ とのことです。)

懇親会では今後の練習についてふれました。ICPCerが急増し、来年度以降も慶應の競プロ界隈の賑わいが続いていくと嬉しいなぁと思う次第です。(老害感)

アジア地区大会も頑張りたいと思います。

*1:去年の参加記を読んだ方はzenkanじゃないのか!とつっこむところです。

*2:塾高生の方やKCSの方にも参加していただけて嬉しかった

*3:ICPC=くやしい というイメージが頭の中でできていたのだと思います